前回は髪質の変化がいつから始まるのか、その原因は何なのかについて解説をしました。
今回は髪質の変化に対しての対処法について、具体的に解説していきます。
3.髪質の変化の対処方法
白髪の問題は美容室でカラーリングすれば済みますが、ハリやコシがなくなったり髪の毛にボリュームがなくなったりしたなど、髪質の変化を感じたときに、どのような対処し予防していけばいいのでしょうか。ここでは、毛質の変化の対処方法を解説していきます。
3-1. 充実した食生活
髪質の変化の対処方法で最も大切なポイントは、充実した食生活を心がけることです。バランスのよい栄養をとることで、髪の毛の栄養状態もよくなります。
髪の毛の成分となる栄養が十分であることで、髪のツヤやハリの衰えを防ぐことができ、髪質の変化を予防できます。
3-2. 健康な髪が育つ環境を作る
髪質の変化の対処方法として、健康な髪が育つ環境を作ってあげることも大切なことです。髪の毛が健康に育つためには、日ごろから栄養をバランスよく摂取することも大切ですが、以下のことも注意しましょう。
・頭皮がトラブルを起こさないように、頭の皮脂から生成されるかゆみやにおい成分の脂肪酸や汚れを、シャンプーできれいに洗い流しましょう。
・頭皮の血流をよくするために頭皮のマッサージをしましょう。シャンプーのときはすでに温かな湯で頭皮が柔らかくなっているので、指や洗浄ブラシで適度な力を加えてマッサージしてあげるのは、とくに効果的です。血流がよくなることで、角層を健康な状態にすることができます。それにより、髪の毛の育つ環境をよくしてくれます。
以上の点に注意して、健康な髪が育つ環境作りを心がけてください。
3-3. ストレスを軽減する
ストレスをためると自律神経が乱れ、その結果、頭皮の血流も悪くなってしまいます。ストレスを受けることで髪の毛を含む全身に酸素や栄養が十分に行き渡らず、髪質の変化を招いてしまうことにもなります。発散できる何かを見つけ、ストレスをためないように心がけましょう。
3-4. 頭皮の保護に努める
対処方法の4つ目は、頭皮の保護に努めることです。
・洗浄剤の成分を考えシャンプーやコンディショナーを選ぶ。
・シャンプーの仕方に気をつける。
たとえば髪と頭皮を十分濡らすことで、シャンプー剤がよく泡立ち、髪の毛の摩擦を和らげ髪質を美しく保てます。
・シャンプーの後はしっかりと乾いたタオルで、頭皮をマッサージするように水気をふき取る。
・ドライヤーで乾かすときは、内側もしっかりと乾かす。
・紫外線が強い場所では、帽子や日傘をさす。
・特殊な色のカラーリングやパーマは、経験豊かなスタイリストのいる美容室で施術する。
これらは、頭皮の保護と同時に髪の毛を傷めない対処方法でもあります。このような点を心がけることで、髪質の変化を予防できます。
4. まとめ
髪質の変化でヘアスタイルが決まらない日は、活力も低下してしまいます。髪質の変化は個人差や遺伝的なこともありますが、日ごろの食生活や髪の毛や頭皮のお手入れに気を使うことで変化を和らげ、予防できます。
東京都世田谷区の成城にある「アトリエニオ」では、髪と頭皮の健康を考えて、経験豊かなスタイリストがカラーリングやヘッドスパの施術を行っています。毛穴の状態や日ごろのケアのアドバイスもいたしますので、髪質の心配も解決へ向かうことでしょう。ボリューム感を出すカットの仕方もご提案します。髪質の変化が気になる方は、お気軽にご相談ください。